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ボアアップ~そして焼きつき(その1)

ボアアップ後は順調に120kmほどの適当慣らしも終わり、アクセル全開を楽しんでいました。
多少混んでる道ならノーマル125ccクラスでも普通にカモれるだけのパワーを存分に感じていた時のお話。

メーターが60km/hまでしか表示されていないので最高速は何km/h出ているのか不明な状態ですが、加速が良くなり、夢中でアクセル全開にしていたら、ガソリンが切れました。いつものセルフスタンドでハイオク満タンにして、今回は直接オイルを混合する必要もないかと思って分離のみで行く事にしました。

自宅近くのスタンドで帰りも10分ほど全開走行でしたが、特に問題なく自宅に到着。次の日の朝も横浜近辺まで、アドレスv125を必死に追走します。もう少し渋滞してくれば追いつくのに…と思いながら多少勾配のある坂を上っている最中に「ボフッ!!」と一瞬エンジンがロックしてから「ボボボボボ…」と坂の途中でエンジン停止。「うげぇぇぇ!!」と脇に寄りました。まず考えたのが「会社間に合うかな」だったのは置いといて、キックでエンジン始動を試みます。「ブロロロロ」と一発でエンジン始動。さすが2スト(しつこい)。坂道を登ろうと雑にアクセルを開けると、またエンジンが停止。再始動と停止を繰り返しながら分かった事は「20km/h以下、いや15km/h以上はエンジンが止まる」という事。

下道とはいえ国道の大きな交差点ばかりで気を抜くとエンジン停止する上に時速15キロという自転車以下の速度なため、右折なんてできません。普通の交差点なら良いですが、微妙な所で止まると轢かれるので止まりそうな気配がしたら歩道に寄せてジョグを押しながら交差点をパスして何とか1分前に会社に到着しました。

会社の仲間にも「バカじゃねーの」とか「負のオーラ出すぎなんだよ」とか「死ねばいいのに」と暖かい言葉をかけてもらいます。近くにあるオートバックスでFD印のエンジンオイルを購入して、再度混合に戻します。帰りは2ストのタフさを信じて乗って帰る方向です。朝の焼きつきから10時間後くらいにエンジン始動すると、いろいろな所からものすごい異音がします。クランクケース近辺から「カラカラ」とかヘッド近辺から「ゴゴゴゴ」とかアタマの中から「ピヨピヨ」とか。悩んでも仕方ないのでエンジン載せ換える気持ちでアクセルを開けると一応40km/h位までは加速しますが、怖くてそれ以上開けれません。それでも30km/h辺りで国道の端のさらに端を走り、帰宅しました。何気に30km/hでも70km/h前後でも帰宅時間に2倍の差は出ませんね。

週末に倉庫で分解して復旧が駄目そうなら…またキットを…

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