PR

今月の本(2009年8月)

とある上司に「お前の文章は理解し難い」と言われた事をきっかけに本を読み始めました。
漫画は長年読み続けて来ましたが、活字を読まなくなって早数年。ここ数年は技術本も読まなくなり、すっかり活字離れしていました。とりあえず、会社の友人にお勧めの作家や本を聞いたり、大昔読んでいた文庫本を引っ張りだして読んでます。

今後は週一冊で月4冊を目標に本を読み、忘れないように(汗)ブログに登録しておこうと思います。8月はまだ半ばですが、本を読み始めたのが7月半ばなので約一ヶ月分の読んだ本になります。


☆☆

ジェントルマンが薦めてくれた今野敏の「花水木」。ドラマになった「ハンチョウ」シリーズです。読みやすい内容でぐいぐい読み進め、「こ、こんなペースで一冊もつのか…」とひやひやしていたら、さくっと一話目の花水木が終了して短編集であることを知りました(汗)。刑事ものは過去に読んだ経験なかったのですが、面白かったです。はらはらどきどきするような内容がないけれど読んでいて「ふーん」「ほー」「へー」等地味だけれども味わいの深い短編小説です。


☆☆☆

同じく今野敏の格闘小説である孤拳伝シリーズの第一巻「漆黒」。日本のやくざに香港へ売り飛ばされた女の子供がたくましく(?)育っていくさまを描いた傑作。最初は本も分厚いし読めるのかなぁと不安で読み始めたけどあっという間に読破してしまいました。なんというかジャッキーチェンの映画に似ている節があり、読んだ後はかなり強くなった気分になれます。映画化とかされないかな。


☆☆☆

続いて今野敏の格闘小説の続編である「復讐」。主人公の朝岡が気になって眠れません。第二巻も読み終えた後に強くなった気が(ry


☆☆☆☆

片岡義男の「彼のオートバイ、彼女の島」。
大昔に昼間のテレビで映画版がやっていて軽いエロさとバイクが出ていたので何気に見ていたら結構面白い事に気が付いた16歳の夏。しばらく忘れていたのだけど3年程前に文庫本があることに気が付きアマゾンにて中古を購入しました。新品は購入できないみたいで、楽天で探してみたけど文庫本のリンクはなかったので写真はDVDのリンク。映画と本では雰囲気が異なる場合が多いけど、これは差を余り感じなかったなあ。映画を先に見たからか。昔はバイクといえばカワサキだぜっと思っていた自分を思い出させてくれます。まぁ思い出したところで欲しいバイクはイタリアンだけどね。


☆☆

読む本がなくなったので嫁に「何か本貸してくれ」と言ったら出てきたのが、第131回 直木賞受賞作である奥田英朗の「空中ブランコ」。女が読む本なんて退屈なんだろうなと思い読み始めるとなかなかにして面白い。精神を病んだ人が精神科医の伊良部を訪ねる短編集になっています。仕事で精神を病んでいる僕にぴったりの内容でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました