4月に読んだ本のご紹介。
近藤 史恵「サクリファイス」
☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆
ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓(ちかう)は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバル達との駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた!大藪春彦賞受賞作。
とにかく面白い!絶対にお勧め!
垣根 涼介 「ヒートアイランド」
☆☆☆
☆☆☆
渋谷でファイトパーティーを開き、トップにのし上がったストリートギャング雅。頭のアキとカオルは、仲間が持ち帰った大金を見て驚愕する。それはヤクザが経営する非合法カジノから、裏金強奪のプロフェッショナルの男たちが強奪した金だった。少年達と強奪犯との息詰まる攻防を描いた傑作ミステリー
読み始めは前にはやった都会のギャング(死語)達の物語かなーと思いきや、続編のギャングスター・レッスンの前編としてそれなりに盛り上げてくれます。続編見た後だと、このときの仲間はどこへ…的な疑問がありますが、それはまぁ気にしない方向で。
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