10年前にお店で交換したタイヤが限界を迎えている事もあり、DUKE IIのタイヤ交換に踏み切りました。今回の目玉は何といってもDIYでの大型バイクタイヤ交換になります。自分では全くと言っていい程、イメージがわかないのでお友達に手伝ってもらいました(ほぼ彼がやったと言っても過言ではないが…)。
DUNLOP SPORTMAX ROADSMART4といふタイヤ
今回はDUNLOPのスポーツマックス ロードスマート4というツーリングタイヤにしてみました。ツーリングがメインなのでグリップ重視よりもロングライフに寄り添った感じです。装着後に少し走りましたが、今のところ前のウン〇タイヤよりは走りやすい(安心感がある)です。
タイヤ交換手順 for KTM DUKE II 640
自分ではイメージできなかった交換手順もレースなどでタイヤ交換しまくっているお友達にかかればあっという間に分解されていきます。あまりにあっという間すぎて写真を撮るタイミングを逃してしまった。自分の備忘録兼ねて簡単な説明を…(汗
利用した工具類
利用した工具たち。専用工具やコンプレッサー等の高額品もあるので、初回はそろえるのにお金がかかりますが、スクーター通勤する場合はあっという間に元は取れるようになるかも。
通常工具
何気に通常使うサイズではないものがありますが、普通のバイクはこの手の六角は使いませんね。
13mm, 23mmのソケット
12mm, 8mmの六角
コンプレッサー
何気にこれがないと空気入れられないので、タイヤ交換した後にスタンド等に持ち込みしてビード上げをやる必要があります。安い物でも問題ないので(音がうるさいですが)、買ってしまうのも手かもしれません。これ手に入れると色々なエアー工具の沼にハマる可能性が大ですが(汗
パーツクリーナー
足回りは色々と汚れているので、その汚れや油落としに使用します。タイヤ交換自分でやろうと思っている人は買いだめしていると思いますが。
リフトスタンド
KTMのオレンジにひかれて以前に取り寄せてもらって購入したリフトスタンドを使っています。自立させるスタンドであれば何でも良いとは思います。ちなみにこのスタンドは油圧的なものは無いので気合で上げて、下げる時はどーーんっと落ちます。
タイヤレバー
何となく数を増やしてしまうタイヤレバーたち。安物でも全く問題ないけどPBのやつとかは薄くて入りやすいので、高級なのも一本持っておくと良いかも。私は安物含めて5本持っていますが、使ったのは3本でした。
ビードブレーカー
スクーター用に購入した安物を使っています。サイズがギリギリなのでもう少し太いタイヤになったら別途買わないといけないな。バイク買い換えたらもっと良いのにしよう。
ホイールバランサー
本当は軽トラのタイヤ交換を自分でやろうと思って購入したホイールバランサー。車のタイヤ交換は手組では厳しいという話を聞いてから眠ってましたが、今回初めて利用してみました。奇跡的に前後ともバランス取れてたので、追加やウェイト剥がしはしていません。
ビードワックス(クリーム)
昔の腐ったワックスが少し残っていたのですが、買い増ししておきました。スポンジ付きですが、プロの話を聞いてると「刷毛」の方が手が汚れないので良いらしい。次は刷毛も買っとくか。
虫回し(バルブコアリムーバー)
無くしては買い足すの連続で何本無くしたかわからない虫回し。
リフトアップ
まずはリフトアップさせます。リフトアップさせる方法はいろいろとありますが、私はオフロード車でよく使うリフトスタンドを利用しています。
リアキャリパーを緩める
ここで緩めておかないとアスクルシャフトを抜いてもキャリパーがホイールに干渉してホイールが外れません。何気に整備性が悪い…今回は外せるものは全部外しましたが、何かコツがあるのかな。
リアアスクルシャフト抜いてリアホイールを外す
23㎜で外します。リフトアップしているので、トルクかけるときにぐらつきます。車体を抑えながらトルクかけるように。
フロントホイールを外す
フロント回りは特に悩むことはなく車速センサーやキャリパーなど外していきます。
虫を取り空気を抜いて、ビードを落とす
バルブの中にいる虫を外して空気を完全に抜きます。このときに虫が吹っ飛ばないように。ビードブレーカーを使ってビードを落とします。ビード落としながら軽くビードワックスを塗り込む。
タイヤレバーでタイヤ外す
タイヤレバーを入れる反対側に乗りリムを落とした状態でタイヤを外していきます。結構な体力使います。タイヤレバーは3本は必要。
タイヤレバーでタイヤをはめる
ビードワックスをタイヤとホイールのリム近辺にたっぷり塗り込みはめていきます。コツは外すときと同じ。はめる方が楽な気がする。
ビードを上げて虫を取り付ける
コンプレッサーで一気に空気を送り込み、ビード上げを行います。よく言われる「パン!、パン!」と結構な音がしてリムがしっかりと装着されます。その後に虫を取り付けて、空気を多めに入れておきます。
ホイールバランサーでバランス取り
ホイールバランサーを利用してバランス取り。Youtubeにあるように回して止まる場所が一定になっていた場合は、下点の反対にウェイトを張って再度チェックを繰返す。90度動かしながら重い場所を探すのもあり。今回は奇跡のバランスで前後ともウェイト変更なしだったので、次回はウェイト外してバランス取る予定です。
前後ホイールを取り付けて完了
取り付け前に空気圧を確認して「抜け」が無い事を確認します。その後、車体に取り付け。各ボルトの締め付けトルクは、リアセンターナットは80Nm、それ以外は40Nm(ネット調べ)。試走後にトルクと空気圧、前後ブレーキを確認して、空気圧は多めに入れて置き、数日後に再度空気圧チェックして完了。
総評:タイヤサイズは大切だ(当たり前
前回購入時に予約などせずに合うタイヤを見繕ってもらったのでリアのタイヤが160/60 17にしてましたが、今回は規定の160/70 17をネットで購入しました。交換後に試走に行ったのですが…はっきり言って全然違う。扁平が変わったので足つきが悪くなったのはもちろんですが、コーナーでの不安感が減った感じがします。皮むき前のコーナーで気が付くのだから、ツーリングとか言ったらもっと感じる事が出来そうです。
DIYでの良いところは、欲しいタイヤが買えて(このタイヤはどんなショップでも取り寄せできると思いますが)、タイヤ代が安く済む(ポイントなど含め)事ですね。今回はお友達にほぼやってもらいましたが、次回からは自分でやれそうな気がします(本当か。
タイヤ交換総額
前回はリアの扁平を60にしたので、タイヤが安かった為、工賃含めてもほぼ同じ値段という。今後は好きなタイヤで自分でやるんだ。ちなみに原付のタイヤ交換用にタイヤレバーやビードブレーカー等は昔に購入済みなので割愛。
フロントタイヤ | 17,310円 |
リアタイヤ | 24,300円 |
バルブx2 | 520円 |
ビードクリーム | 2,280円 |
ホイールバランサー | 4,580円 |
総額 | 48,990円 |
各種情報
総走行距離:16,584km
タイヤ変わって乗りやすくなったので、今年は距離伸びる予定。
直近燃費:18.18km/l
キャブ車にしては燃費良いのではないでしょうか。
平均燃費:17.31km/l
タンク満タンで何キロ走るか調べたいけど、突然エンジン止まると怖いからタイミング探してます。
今後のメンテナンス予定
振動対策
ミラーが役に立たないほどの振動をどうにかすべく、バーエンドの重さを変更して調整する予定。
ヘッドライト
暗いトンネルや街頭が少ない夜道などかなーり不便なヘッドライト。どうにかしないとと思いいろいろと検討中。まずはスモークシールドをどうにかしろというのは内緒で。
スマホホルダー
ツーリングなどいろいろと活躍の場が増えてきたので、スマホホルダーを検討中。一代目はツーリング時に吹っ飛んでしまったので、ちゃんとしたやつを買わねば。
積載量をどうにか…
今後やりたい「キャンプツーリング」に向け、バックパッキングを頑張っていましたが、いまいち荷物を最小限する勇気がないので、そこそこ積載可能なように検討中。
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