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今月の本(2010年10月)

10月に読んだ本の記録。10月は忙しくて死にそうだったおかげで、目標の3冊に届きませんでした。

荻原 浩「噂」
☆☆☆☆

「レインマンが出没して、女の子の足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。

まさに衝撃の結末でした。荻原浩の小説は何気に面白いのが多いですね。読んだ事無い人はお勧めです。

荻原 浩「ママの狙撃銃」
☆☆☆

「もう一度、仕事をしてみないか」二人の子供にも恵まれ、幸福な日々を送る福田曜子の元に届いた25年ぶりの仕事の依頼。幼い頃アメリカで暮らした曜子は、祖父エドからあらゆることを教わった。射撃、格闘技、銃の分解・組み立て・・・・。そう、祖父の職業は暗殺者だった。そして曜子は、かつて一度だけ「仕事」をした事があった。家族を守るため、曜子は再びレミントンM700を手にする。荻原浩の新たな地平。”読み出したら止まらない”サスペンス・ハードボイルド。

荻原浩つながりで読みました。本とは関係ないけど、萩原(はぎわら)で検索してて、アマゾンではあいまい検索でヒットするけど楽天はヒットしなかったので間違いに気が付きました(汗。なぜか、読んでて元気が出る小説です。なぜだろう。

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