
通勤に大活躍中のアドレス110のブレーキレバーが折れました。駐車中に強風により転倒していたらしく、ブレーキレバーがひん曲がってたのを元に戻そうと鉄パイプ噛ませてゆっくりと戻してたら「パキン!」と折れました。まぁ折れるだろうなと思って曲げを戻してたのですが…
根本よりから折れているので、人差し指で気持ちブレーキできるレベルで通常運転は厳しい状態だったので、速攻レバー取り寄せて直したときのお話になります。
ブレーキレバー交換部品

いつも部品を購入時に気をつけているのが「再利用不可部品」になります。いつも「この部品買えばOKでしょう」と対象の部品を購入して、取付時に「あれ?これ再利用できなくない?」的な事でバラした状態で再購入まで放置する事を避けるために調べてからまとめて部品を購入するようにしています。
で、リアブレーキレバー(左レバー)交換時は「レバー固定するナット」が再利用不可部品という事でした。写真右上の小さなナットです。テーパー状になっているので、再利用不可という事だと思います。このナット外れたらリアブレーキ使えなくなるから振動で外れないような対応が必要なのでしょう。
ブレーキレバー交換方法



ミラー・風防・メーター・ヘッドライトまわりを外していきます。ブレーキ固定用のレバーが邪魔ですが、これを取り外すにはU字のワッシャーを取り除く必要があり、そのワッシャーが再利用できない雰囲気だったので取り付けたままチャレンジしました。
リア側のワイヤー終端についてるナットを可能な限り緩め、リアブレーキのワイヤーは最長に伸ばした状態で作業します。レバーは一本のボルトとナットで共締めされているので、外します。レバーがフリーになったら、ワイヤーを引き出しラジオペンチなどで取り出します。
軽く清掃後に可動部やボルトにグリスを塗り込みます。再利用不可のナットは写真真中のボルトの裏側にあります。このボルトはトルクをかけると千切れそうなので、適当に締め込みました。あとは緩めたワイヤーの張りを調整します。前にタイヤ交換したときにブレーキレバーを強く握りすぎてワイヤーが伸びているのは内緒です。
最後にヘッドライト・メーター・風防・ミラーを取り付けて完了です。結構面倒な作業ですよね…今回の転倒でフロントカバーのボルト穴が欠けていたので、いつか直してあげたいと思います。いつになるかはわかりませんが(汗。
雑感
そもそも強風でスクーターが倒れることはあまり「無い」のですが、状況的に隣のバイクが倒れて俺のアドレス君も共倒れになったというのが正解な気がします。もともと傷だらけなバイクなのと、バイクが起こされていたので、乗るまで気が付きませんでしたw
いつもメンテ中に「いつかきれいにしてあげるからね」と汚れを放置する呪文を唱えてばかりのMittyですが、そろそろ重い腰を上げてカウル外して錆取りなど本気の清掃をしてあげようと思います。今年中には(汗。
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