すべての燃料を灯油にすると言ってから約1年。結局アルコールストーブのためにアルコール燃料を導入してしまいました。「無水エタノール」と「燃料用アルコール」で悩みましたが、結局メタノールを含んでいる「燃料用アルコール」にしました。メタノールは劇薬指定されているので、誤飲(お前いくつだよ)の恐れもあり、ビビリミッターが発動しそうでしたが、しっかり管理すれば良いかなと。
EVERNEW Titanium Alcohol Stove & Titanium GOTOKU
色々とあるなかで、数秒悩んでエバニューのチタンアルコールストーブに決定。使った燃料は燃やしきるつもりで、火力調整&消火蓋などないモデルにしました。用途は「お湯沸かし」と「自動炊飯」です。フィットする五徳もあったので同時に購入しました。
TRANGIA Fuel Bottle 0.3L
アルコール燃料を持ち運ぶために何か良いボトルは無いかと探してみた結果、最終的に購入したのがトランギアの燃料用ボトル。ネットで調べると少し漏れるらしいので、灯油など匂いがあるものはやめておいた方が良いらしい…買った後に知りますた(汗。アルコール燃料が漏れたらよくないんじゃないかと思うのは私だけでしょうか。色はオリーブが欲しかったけど、酒飲んで朝起きたらレッド買ってました。
このボトルはポンプを回して押しながら注ぎ込む使い方なのですが、調子に乗って傾けると上のポンプから漏れてくるので「そっと」優しい気持ちで扱う事を心がけています。ポンプを閉めた後は漏れてる感じはしないので慣れてきたらカバンに放り込むようになるでしょう。
アルコールストーブには風対策が必要
それほど風がない日でもアルコールストーブには風防が必須です。少しでも風があるとお湯を沸かす事が出来なかったりします。このウインドシールドはエスビットやアルコールストーブにはサイズ感的にベストフィットしているので毎回持って行っています。
ガスライターで着火
ライターは「SOTO マイクロトーチ ACTIVE & COMPACT」と「SOTO スライドガストーチ」を持っています。何気にSOTO好きだと言う事に気が付かされますな。まぁマイクロトーチはオレンジだから買ってしまったのですが。ガレージでは写真のマイクロトーチ ACTIVEのオレンジを使ってます。スライドガストーチはOD缶セットに入ってるのでキャンプではそっち使ってます。マイクロトーチのCOMPACTは喫煙用に常に携帯しています。
燃料用アルコール
最初は薬局で購入した「ケンエー 燃料用アルコール 500ml」を利用していましたが、結構あっという間になくなる上に近所(生活圏)ではあまり売ってる所がないため大容量のアルコール燃料をネットで購入する方向にしました。火力も問題なさそうなので今後はこの「LUMIERE」をまとめ買いして保存しておく方向にします。送料無料まで買うと3本(12L!)位になるので場所取りますね。ボトルに移す時に慎重にやらないと盛大にこぼすので注意です(やりました)。
湯沸かし
屋外で風防つけた状態で600mlをフィールドバリスタ ケトルに入れた状態では燃料30mlだと温かいけど5分ほど燃焼するも沸騰せず。燃料を60mlにすると8分位で沸騰開始して10分燃焼時には完全沸騰でした。外気温は16℃位。コーヒー1杯(約300ml)なら30mlで充分です。最近はガレージの湯沸かしはアルコールストーブになりました。
自動炊飯
山クッカーの小さい方で120㏄の白米を自動炊飯したくて、楽でおいしくなる所を探してみました。1合(180㏄)だと一人分としては多いので私にちょうど良い位が120㏄でした。基本的に火を点けて火が安定したら山クッカー置いて30分後に見るという流れです。
いつもはエスビットで炊飯していましたが、これからはアルコールストーブでしばらく行こうと思います。ちなみに水の量を200mlにしているのはアルコールストーブは火力が強めなので盛大な焦げ付き防止のつもりでしたが、一発目で盛大に焦げ付くという(汗。
写真のケトルを乗せている理由は、初回に吹きこぼれた経験からシェラカップを間に挟んでケトル乗せる方法にしました。蓋のつまみが邪魔なのでシェラカップを挟んでいる次第です。少しケトルのお湯も温まるし。
米: 120cc 水:200ml 燃料:60ml 五徳有
最初にやったのがこの分量。前にメスティンで炊飯した時に燃料が60mlで少し焦げる位でちょうどよかったのでやってみた。結果…大惨事w ヤバイ程に焦げ付き。このときはセットした後に別の事をやりながら放置してて焦げ臭さで気が付くという(汗。
米: 120cc 水:200ml 燃料:30ml 五徳有
燃料を減らした分だけ燃焼時間が減った事もあり、上半分は良い感じだけど下の方が少し水浸し。
米: 120cc 水:200ml 燃料:40ml 五徳有
盛大に吹きこぼれた後があったけど、普通に炊けた。けれども下の方がまだ水っぽい。
米: 120cc 水:200ml 燃料:30ml 五徳無
ネットで見かけた「エバニューのアルストは五徳使わないと燃焼時間が延びる」という情報。五徳があるとあっという間に火力が上がるため、湯沸かしなどでは良いけど炊飯には向いてないらしい。で、基本に立ち返り30mlでチャレンジした所、まぁ普通に炊けた。まだ少し下回りに水っぽさが残る。
米: 120cc 水:180ml 燃料:30ml 五徳無
最終的に水を180ml位にした状態で炊飯すると焦げが無く丁度良い感じになりました。吹きこぼれもほとんど無し。山クッカー小で炊飯する時はこれをベースに気温や風の影響を考慮に入れて調節していこうと思う。
雑感
炊飯用に固形燃料を色々と試していたけどアルコールストーブの方がカッコいい(汗)と思っての導入でしたが、これまた見事にヒットでした。固形燃料はお湯沸かしに使うと一個では少し心配な上に何個も持っていくのがイマイチ自分にはフィットしない。アルコール燃料は火力を出せるので一気に湯沸かしできるのが便利です。大量に購入すると多少燃費を下げる事ができますしね。固形燃料も携帯には便利ですが、湯沸かしするならアルコールストーブが良いと思います。湯を沸かす量にもよるけど。
今後はアルコールストーブをバーナーたちの筆頭にして、他のバーナー達は気分次第で持っていこうと思う。冬は灯油を使うからOPTIMUS NOVAをメインにして、気分でOD缶。暖かくなったらアルコールバーナーだけでも良い気がする。焚き火もあるし。もう一つ火が欲しい人はアルコールバーナーおすすめです。
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