最初に買ったバーナーは「イワタニ ジュニアコンパクトバーナー」でした。初心者向けとして有名なCB缶のバーナーです。私の場合は夕方の飯時や朝のモーニングコーヒーで使う事が多いです。その時間帯に0度近辺になると、火力が弱くなっている事がありました。お湯を沸かす火力が無い感じです。その様な時は焚き火やOPTIMUS NOVAを利用していました。NOVAがあれば別にガスバーナーは要らないかなぁと持っていかなくなりました(汗。
SOTO FUSION Trek SOD-331といふもの
寒さに強いガスバーナーが欲しくなり、物色する事数ヶ月。購入したバーナーは「SOTO FUSION Trek SOD-331」です。2代目のガスバーナーを購入するにあたって、必要な機能は「極寒対応レギュレーター搭載」「分離型」「風に強い」になります。レギュレータを搭載している。不安定な場所での利用を考えて分離型。多少風が強くても風防が要らない。これらが決め手になります。
サイズ感
別体式なのでバーナー部が少し「大きい」ですね。何かにうまい事収納できないか検討中ですが、いまいち収まりが悪い。写真の左から「アルコールストーブと燃料」「OD缶セット」「OPTIMUS NOVAと燃料」になります。
燃料ボトルを別に持ち歩く事を考えるとOD缶セットが一番まとまりが良いですね。本当はナイスなスタッキングをやりたかったけど、私は以下の状況でした。
- 「山クッカー」には少しの差で入らない。小さい鍋がもう少しギリギリ攻めてるサイズだったら入った気がするけど、現状は無理でした。エスビットのポケットストーブがミラクルフィットな上に自動炊飯するのに使ってるのでパス。
- 「スノーピーク フィールドバリスタケトル」にはギリギリ入る。けどこれ入れちゃうとコーヒーミルやドリッパー、コップなどが入らないのでこれも無しですかね。このケトルは飲み物(コーヒー)セットがミラクルフィットなのでパス
最終的にOD缶ケース(袋?)を購入してOD缶セットとしてまとめました。SOTOのスライドライター。CB缶用のトーチ&アダプター。ガスライター充填アダプター。OD缶セットの重量は858.1グラムになりました。
火力と燃費
文句なしの火力です。インスタント麺を作った時は沸騰までがあっという間で驚きました。バーナーの性能が良いのだと思います。燃費はまだ空になっていませんが、未使用のOD缶が385.8グラムで、700ml位の水を沸かしてからインスタント麺作って、少し遊んだOD缶が343.0グラムなので、燃費は悪そうですね。今後は一番大きな缶を買って250缶に入れていく感じにしようかな。ゴミが少し減るから。
その他候補に挙がったバーナーたち
JETBOIL スタッシュ
最初に検討したのがこのスタッシュ。軽さと風に強い&クッカーもセットで収納もガス缶含めて綺麗に収まるのも良いしOD缶のバーナーはこれにする気満々でした。レビューを見ていて気になったのがすげー寒い雪の中での火力不足と風に少し弱いという事。まぁ極寒や吹雪の中でなければ特に問題ないのでしょうが、CB缶タイプで一度失敗しているので極寒&吹雪でも行けそうな物を探し始めてやめにしました。
JETBOIL ミニモ
JETBOILのオレンジ感が大好きなので、JETBOILで良いの無いかなーと探している時に見つけたのがこのミニモです。軽さや収納はかなりのもので、焚き火飯をやらないならこれだけ持って行けば普通にキャンプできるじゃんってくらいに高機能。こちらはサーモレギュレータ搭載されているので極寒でも行けそうな雰囲気な上に、クッカーを直接取り付ける事から風にも強そう。普通のクッカーを使うときは五徳をセットしないといけないのと、五徳セットするとなるとクッカーが邪魔だよなぁとか考え始めて今回はパス。山登りや山キャンプ(行かないと思うけど)でサイズ感が気になりだしたら検討しようと思います。
SOTO マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310
普通に風に強いバーナーを探してた時に見つけたのが、SOTOのウィンドマスター。マイクロレギュレーターなるもので、極寒対応であるのと名前が「ウィンドマスター」というだけあって風に強そう。軽量&コンパクトという事もあり、スタッキングにも夢が広がります。各種レビューの評判も良く、これにするかなと思ってSOTOの他のシリーズを眺めていた時に見つけたのがFusion Trekで最終的にこっちにしました。ポイントは「多少大きくても、料理しやすい方が良いかな」ってだけです。料理しないのに何言ってんのって話ですが、今後は…という方向で。
雑感
バーナー系は悩ましい所ですね。最初はCB缶で良いかと思っていましたが、途中で「灯油」が使えるバーナーに変えてみたり、小さめの焚き火台でも良いかと思ってみたり…色々ありますね。お金がどんどん消えていくのもわかります(汗。今まで使ってみたバーナー達について雑感などを。
ジュニアコンパクトバーナー + CB缶
各レビューやブログでお勧めしてた「初心者はこれ一択」的な感じで購入しましたが、何気にキャンプではあまり使ってないです。山クッカーに入るし良いかなと思って使ってた時期がありましたが、何か物足りなくなったのと寒い時に火力弱まるのを見てガレージ用から今は自宅用になりました(汗。寒い所に行かない場合はサイズ感や色々と流用できるCB缶の使い勝手など良いと思いますが、私は寒い時に使い分けるのが面倒なので、お蔵入りになりました。
OPRIMUS NOVA + 灯油
キャンプ始めてから一番使ってるバーナーがこれになります。灯油をメインの燃料にして~と考えてこれにしました。強い火力や風を防げば弱火もある程度いけるし、寒い所でも普通に使えるので重宝していましたが…いかんせん「すごく面倒」なのです(汗。
現在の私のスキルではキャンプ中に余裕も無いので色々と準備するのが面倒になり、湯沸かしや料理も「焚き火があるし…」と使わない時もしばしば。あとはメンテナンスも少し面倒です。
長く使えるのである程度の掃除はやりますが、いかんせん掃除が嫌いな私としてはガレージなどで毎回利用しいているとメンテナンスの間隔が短くなっていくのが少々つらい。でも、この面倒含めて長く使っていくつもりなので、フュアハンドのランタンの燃料や灯油ストーブを利用するときにはこっちを持って行くと思います。
B6君 + 薪
バーナーとは違いますが、初めての焚き火台として購入したこの「笑’s B-6君」。有名なだけあって焚き火から料理までやり易い上にコンパクトなのでほぼキャンプには持って行きます。
大きな焚き火台と共にバーナー代わりにお湯沸かしたり近くに置いて何かと便利に利用しています。が、これの難点は薪を細かく切断する必要がある事ですかね…
火力上げるとあっという間に燃料用薪が無くなるので。炭を持って行ったりすれば良いのでしょうが「炭を持参するのは違うな」とキャンプ場で細かい薪が作りにくい時などは使ってません。でも、枝が落ちているようなキャンプ場か市販の薪を購入する状況(バトニングしやすい)であれば、ある程度の火が作れるので基本持参している次第です。
とまぁ色々と試してはいるのですが「これに決めた!」という状態でなく、目移りが激しい今日この頃です。バーナーや焚き火台はキリがないですね。お金がいくらあっても足りません。
コメント