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Parallels Desktopといふもの 〜 Visual Studioのために購入

なんとか開発の仕事が見つかったMittyです。皆様如何お過ごしでしょうか?

仕事を探して約1年。やっと案件が見つかりました!そのお仕事でVisual Studioでライブラリを作成する必要があり、MacbookにWindowsを導入することにしました。17年ほど前に使った事があるParallelsが元気良さそうなのと気になっていたので、ライセンス購入〜Windows 11インストール〜プロダクトキー購入〜設定関連の備忘録になります。

組み込み系の仕事はほぼ100%の確率でWindowsがメイン開発PCになることが多いです。オープンソースを多様するような先行開発的な案件の場合はLinuxもありますかね。Parallelsで対応できないような開発の場合(NvidiaのGPU使うとか)は別途PCを用意する必要がありますが、今回は試験環境としても、MacBook+Parallelsで十分対応可能と判断しました。

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Parallels Desktopの購入とWindows11のインスコ

Parallels Desktopは現在サブスクリプションがメインみたいですね。数クリックでWindowsのインスコまで行けるとの話は本当でした。一服している間に終わってましたよ。

で、普通にWindowsが起動しています。「ライセンスが無いとなんもできね」って事でWindows11の購入に踏み切りました。購入自体はなんの問題もなく終了して、購入画面にあった「プロダクトキー」をコピーして設定してアクティベート完了して普通にWindowsが使える環境となりました。

ちなみにParallels Desktopの年間ライセンスが「9,675円(税込み)」でWindows 11 Proのライセンスが「2,8380円(税込み)」でした。仕事で使う事を考えると妥当なラインですかね。まぁ個人でもいつかは購入しちゃってた気がしますが(汗。

Windows 11 プロダクトキーのメールが来ねぇ

「プロダクトキーをメールで送りまっせ」とあったのでサクッとChromeのタブを閉じたのが間違いでした。メールが来ません。迷惑メールなど色々と探し回ってみましたが、見つからず。サポートに連絡しようと「0120−00−8449」に電話すると「どんな要件ですか?」と聞かれ、1とか2を押す選択肢を待っていると、「聞き取れませんでした、もう一度お願いします」と会社でAIと問答するという恥ずかしい思いをしながら、数回の質疑応答を行った結果、「Windows関連はオンラインで受け付けております。」みたいな事言われて「ねぇ。URL聞きたい?」というから「はい」と答えると「あldかfかlふぁどふぁアシスト」みないな聞き取れない事言われ、何度聞いても聞き取れないやと思ってたら「本日はお問い合わせありがとうございました」と通話から放り出されました(汗。

で、オンラインならネットで検索して、見つけたのが以下のページ。

Windows のプロダクト キーを探す - Microsoft サポート
ライセンス認証用の Windows プロダクト キーを見つける方法と、代わりにデジタル ライセンスを使用する場合について説明します。

うーむ。よくわからん。メールが来てないけど、Microsoftのどこかにプロダクトキーは保存されてるっぽい。ちなみに注文履歴にはプロダクトキーは無い。「お買い上げありがとう」と「2,8380円をてめーのカードから引き落とすよ」という情報のみ。

https://support.microsoft.com/contactus?ContactUsExperienceEntryPointAssetId=aaa2bf69-7b2b-9f13-f581-a806abf0a886#!

ここから、サポートに連絡しようと思ったらちょうど時間外(17時30分まで)という(T_T)。で次の日にオンラインで電話番号入力して数分するとサポートから電話がありました。「プロダクトキーのメールが送付されていない」と説明すると別の部署が担当という事で電話番号を告げられました。「0120−00−8449」。「最初にそこに電話してAIとお話して話にならなかったのだけど」と伝えると「購入後のご相談」と伝えればオペレーターにつながるらしい。そんな事シランガナ。

で、再度電話してオペレーターにつながる素振りを見せつつ待っていると「電話障害が発生しているので再度時間をあけて電話してください」と。うーむ。なんとも面倒な感じ。

数十分待ってから再度電話するとオペレーターに接続して各種本人確認等のあとに「プロダクトキーを再送した」と通話中にあったのですが、プロダクトキーのメールは届かず。サポートとのメールやり取りは可能であったので、プロダクトキーの送信システムからのメールが届かない感じなんですかね。で、口頭でプロダクトキーを教えてもらい完了しました。

※追記:金曜日の昼にオンランで購入後、届いていなかったメールが日曜日の深夜に届きました。結構な時間差ですね。問い合わせが面倒な人は2,3日待つと届くかもしれません。

AI電話以外は人間が対応していたと思うけど、やっぱりAIはいまいちなんですね。天下のマイクロソフトがこんな感じなんですから。

Windows 11 on Parallels Desktopを使う

で、私の使い方的には以下のようになりました。最初は「Windows系は全部Parallels経由にする」つもりでしたが、日本語入力やWindow切り替えなど色々とmacに慣れた身体では使い勝手がわるいので。

日本語入力切り替え → 諦めた

切り替えのショートカット(私の場合はControl + Space)を使うためにはショートカットをMac経由(Parallels)でパスしないで、ダイレクトにWindowsに渡すようにしなければならず、それをやるとその他のショートカットも色々と設定をする必要が出てくるのでデフォルトの設定のまま利用してWindows IMEの切り替えはマウスを使うことにしました。

コヒーレンスを使う

昔からあったコヒーレンスを利用します。これの利点はWindowsアプリをMacアプリの様に扱える様になる点です。Macの「Command + Tab」でウィンドウを切り替えている人は便利だと思います。コヒーレンスをオンにするとWindowsのタスクバーが消えるので、上記の「IMEツールバーをオン」にします。この状態でWindowsのウィンドウにフォーカスがくるとIMEツールバーが見えるので、入力モードを切り替えてます。

Office系はmac版をそのまま使う

せっかくWindowsを入れたのだからと「Office系のアプリ」もWindowsで使ってみましたが…Macの美しさに慣れたMittyでは無理でした(汗。フォントとか解像度とか色々といじれる要素はあるのですが、面倒なので、今回は見送りして普通にMac版で利用する事にします。現在の所はMac版で特に弊害を感じていないので。

Visual Studio Communityといふもの

一通りのParallelsの使い勝手を確かめつつ、本命のVisual Studioインストールしてみます。ピュアインストールは10年ぶり位ですかね。以前は会社のPCに入ってた有料版のVisual Studioでした。昔はGUIのアプリ作成が面倒だったりと有料版と無料版の差分が結構あった記憶がありますが、調べてみると最新版の「Visual Studio Community」は特に制限が無いらしいです。※正確には企業規模や使い方で制限がありますが、小規模な会社では商用利用も問題なさそうです。

インストール

Microsoft Storeからのインストールでワンクリックでした。

各種プロジェクト作成

今どきのVisual StudioはWindowsアプリだけでなく、他のプラットフォーム(WebやLinux)にも対応してるんですね。今回の案件で利用するWindows環境下でのUIアプリからライブラリーまでの開発はできそうです。

Visual Studio Code with Parallels Desktop

Parallels Desktop - Visual Studio Marketplace
Extension for Visual Studio Code - Manage Parallels Desktop virtual machines, their snapshots and containers

Parallelsのインストール時に出てきたVisual Studio Codeの拡張機能である「Parallels Desktop」。テストのカテゴリにあるので、VMとして実行環境を提供してくれるっぽい。実際のコーディングはMac上でのVisual Studio Codeで行う予定なので、使ってみたけどビルド&実行をするためには少し調査が必要ですね。とりあえず、VMとしてWindows 11が起動はしているので、時間ができたら調べて使ってみようと思います。VSCodeでプログラミングして、実行デバッグはVisual Studioを使っていこうと思います。

雑感

昔からParallelsは簡単操作でMac上でのWindows環境を提供していましたが、更に簡単になった感じがしますね。Windows 11のプロダクトキーが届かない事以外の環境設定や動作確認は1日で終わりました。

Parallelsは有料ですが、無料で同じような環境を構築しようとすると一週間以上は必要なのと、問題があった時にサポートが無いので仕事で使うことを考えるとお手頃だと思います。実際に仕事を開始したら問題が出る可能性はありますし。※二週間ほどWindowsアプリとして開発していますが、PCL(Point Cloud Library)の処理時間以外の問題は発生していません(Intel ピュア Windowsでは20msの所、Parallels経由だと200ms)。

今回はすべて本家(Parallels、Windows)から購入しましたが、時間があればAmazonや楽天などのポイントゲットする方法で購入したいたと思います。ただ、本家のオンラインでParallelsが25%オフだったのはラッキーでした。

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