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Senaのインカムというもの

SenaのインカムをGT Air II用に購入して、数回の複数人ツーリングを経験後に「やっぱり世の中Meshでしょ!」と+Meshも購入してみました。

+Meshが欲しいと思い立って(2021年9月)からネットで検索するも、どこのお店も「在庫無し」で納期不明っぽい雰囲気で、Amazonに至っては定価より数千円高い値段で出品されているという状況でした。

ところが、お昼にナップスに散歩行った時に聞いてみると「これですかね…」と在庫持ってきてくれて即購入した次第です。まぁナップスなんで基本定価ですけどね。

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セナ(Sena)
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+Meshのレビュー!

+Meshは既存のMesh対応していないSenaのインカムにつないでMeshに参加できるよという製品。インターコムでつないでるのより、「音が綺麗」「出し入れ(離脱と参加)が楽」「設定が簡単」「電波距離も団子にならなくてもOK」とかマスツーリングする人はあると楽しい機能が満載されています。

設定

Senaのツールは色々とユーザビリティが悪いという話はGT Air IIのレビューで書きましたが、SRL2だけでなく+Meshも負けていません。まずスマホにアプリを入れて設定が可能と事でしたが、Versionが古いとアプリとつながりません。何かマニュアル的なものは無いかと探していると本家にありました。

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でマニュアル読みながらファームウェアを更新しようとWindowsアプリをダウンロードします。

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Windowsアプリをインスコすると速攻で更新版があるというのでそれをまたインスコします。

で、+MeshをOFFにした状態でUSB経由でPCにつないでから「DEVICE RECOGNITION」に進むと…アプリがフリーズして戻ってきません。ドライバーを入れなおしたり、アプリを入れなおしたりしても状況変わらずで、フリーズ中にUSBを抜き差しすると+Meshを認識して、v2.3のイメージをダウンロードしてきます。その後「UPDATE」を選択すると…アップデートできねーとエラーがでます。荒ぶる心を落ち着かせて、以下の順番で作業するとファーム更新に成功しました。

  1. USBを抜いておく
  2. Windowsアプリ起動
  3. DEVICE RECOGNITIONの説明画面まで行く
  4. USBを差す
  5. 「NEXT」でデバイス検索開始
  6. 「更新ファームウェアをダウンロードしろ」というのでする
  7. 「UPDATE」押下で開始

その後はスマホアプリを立ち上げてデバイス検索モードに入れた後で+Meshのボタン(一つしかない)を5秒以上押して赤点滅状態(ペアリングモード)に入れるとアプリでも認識されて、設定が可能になります。と言ってもMeshのチャネル番号しか設定項目ないけど(汗。チャンネル数は9個あるので仲間と合わせる事でメッシュに参加できるという事ですね。他のグループと被る事が無いのか次回以降に確認ですな。

SRL2との接続

SRL2との接続は簡単で+Meshのボタンを5秒以上押すとペアリングモードなるものになるので、SRL2も起動後にセンターボタンを5秒以上押し続けてる事で「Mesh intercom on, Open Mesh,channel 1」(チャンネルの所は設定による)とヘッドセットから聞こえます。これでペアリング完了です。今後は自動で+Meshと接続するので再ペアリングは必要ないそうです。SRL2とつながるとLEDが緑点滅になります。

充電

シンプルなインターフェースのみで構成されている+Meshですが、充電やアップデートで使うmicro USBがあります。この蓋の使い勝手が最悪なんです。SRL2の充電ポートも同じで微妙に蓋が邪魔して入れにくい。入れにくいと何が起こるかというと、斜めにアクセスする必要があり、端子が傷ついて壊れやすくなりますよね。防水性を考えるのは良いけどもう少し余裕のある設計にして欲しかった。

LEDとボタン操作

LEDとボタンは一つずつ存在します。メインのボタンは電源ON/OFFが1秒長押し、起動後の単押しでMeshのON/OFF切り替え、5秒長押しでペアリング開始、11秒で「工場リセット」っておい!この辺りはユーザーインターフェースのプロがいないデザインっぽいですよね。まぁ私もプロではないですが(汗。工場リセットをボタン操作するよりは、単押し数回とかでチャンネルを変更させてくれれば良いのに。

LEDは「青点滅」が起動中、「緑点滅」がMesh通信中、「赤点滅」がペアリング中との事。なかなか良い仕様だなと思ったのが、電源ON時に赤点滅で電池残量をおおよそ教えてくれます。点滅4回で70%~100%、点滅3回で30%~70%、点滅2回で0%~30%との事です。欲を言えばSRL2もそうですけど、インカム接続時か起動時や終了時に音声で教えてくれればさらに良いのですが…

マウント

マウント方法は「どこかに張り付ける」か「ゴムバンドでハンドルなどに固定」になります。私の場合は、せっかくインカムをスリムなSRL2にしたのだからヘルメットに張り付けは無いですかね。無難にハンドルか本家の動画ではリアシートのグラブバーにつけたりしてますね。軽いのでゴムバンド回せる所ならどこでもよさそうですけど。

通信

さっそく、お友達と二人で千葉へツーリングに行った時に「インターコム」から「Mesh」に変えて通信してみました。声の質はMeshの方が良いですね。さすがに峠とかで離されると接続が切れますが、戻るのも自動で戻るので追いつき具合がわかって良い感じ。直線では1キロ位離れててもつながってる感じがしました。まぁ、Meshは二人の時よりも複数人でつながった時に威力を発揮するので、大人数でのツーリングでは起動から接続までの早さや、多少離れても全員会話に参加できるのはさすがのMeshです。

バッテリー

朝8時に待ち合わせして接続後は1~2時間で休憩入れたり、ごはん食べたり、フェリー乗ってる間は電源オフにするようにして夜8時の帰宅まで通信状況は良好でした。実際の通信時間はおおよそで、8時間以上はあったと思います。仲間とそれ以上の時間を走り続ける事はあまり無いと思うので普通のツーリングであれば夜は宿で充電すれば途中では充電要らなそうです。通常のインカム単品でMesh対応しているタイプよりは電池の持ちは良いですよね。バッテリー二つ積んでいるような物なので。数回のツーリングでは朝から晩まで一度も充電しなくても電池切れはありませんでした。

総評

トータルで購入して良かったです。ただ私の場合はGT-Air IIを購入時にミラクルフィットするSRL2にしているので、この「+Mesh」を購入しましたが、特にそういう理由が無い人は「Mesh対応」しているインカムの方が良いですかね。簡単に取り外せるのでご飯の時なども充電しやすいから。今だと50S/Rが最新ですね。30Kも対応しているようです。仲間とのツーリング以外ではMeshは必要ないので、ソロツーではSRL2だけで問題なしなので。Mesh対応していないインカム使っている人には「+Mesh」はお勧めです。

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